ブリードしたAxieを売ってみた【今さらAxie Infinity始めてみた vol.3】

ようやくサーバーも安定してきて、まともにプレイできるようになった「Axie Infinity」。

前回はブリードにチャレンジしてみましたが、今回はそのブリードした個体をマーケットプレイスで販売してみたいと思います。

そもそも売れる?そして、儲かるのか!?

さっそくやってみます。

なお、アクシーってそもそもどんなゲーム?という方は、まずコチラの記事、スカラー制度やアクシーのビジネス面などに興味のある方はコチラをぜひ併せてご覧ください。

Axieを売りに出す

Axieを売りに出すには自分のアカウント(My account)のInventoryから売りたいAxieを選びます。

そして、Axieの個別のページから「Sell」をクリック。

今回は前回ブリードしたこのAxieを売ってみます(会社の後輩に顔が似ていたので、Hayaxieと命名しました)。

ノリでブリードしてみたけど、あんまりバトルで活躍しなかった、というのが売る理由です(子どもをすぐに里子に出すようで少し胸が痛みます)。

次に、このようなウィンドウが出現するので売り方(「Fixed price」か「Auction」か)を選択します。

「Fixed price」は値段を固定して売るという形式らしく、とりあえずこっちにしてみます。

なお、売れた費用の4.25%は手数料として徴収されます。

仮に3万円で売れたら1,300円いかないくらいとられる感じですね。

Sell atの部分にいくらで売るかの数字を入れます。

このAxieのブリードにはだいたい4.2万円くらいかかっているので、まずそれが回収できるくらいの価格を設定してみました。

Confirmを押すと、RoninウォレットでのConfirmが求められます。

Roninチェーンなので、イーサリアム上のNFTマーケットプレイスみたいにガス代はかからないですね。
ちょっと嬉しいです。

これで出品完了!簡単ですね!!

出品完了すると、Activitiesのログに出品の履歴が表示されます。

この状態で、InventoryからAxieの個別ページにいくと、「Cancel selling」というボタンができています。

やっぱり売るのやめる!という場合はここからキャンセルが可能です。

マーケットプレイスでもちゃんと出品が確認できました!

販売方式を変えてみる

Fixed price(固定価格)でしばらく待ってみたのですが、一向に売れないので、売り方と価格をチェンジしてみます。

Axieの個別ページから「Cancell Selling」を押して一度キャンセル、今度は「Auction」を選択します。

ここで注意なのですが、オークション販売では「Start price」と「End price」と「Duration」の3つを設定する必要があります。

この意味合いですが、Start priceは売り始めた最初の価格、End priceは最後の価格、Durationは最初の価格から最後の価格に行きつくまでの期間を指しています。

例えば、Start priceを100円、End priceを300円、Durationを3日、と設定した場合、3日間をかけて価格が100円から300円に徐々に上昇していくことになります。

マーケットプレイス上で、このオークション形式で販売されているAxieの価格を見ると、以下のような表記になっています。

この場合、販売者はStart priceを0.3ETH、End priceを0.1ETHという徐々に価格が下がる設定にしており、残り4時間で最安値に行きつく、ということになります。

日本のオークションサイトによくあるような、最低入札額と即決価格みたいなニュアンスではない(一番高い価格をつけた人ではなく、特定の時点において「Buy now」を押した人が即座に購入者となる)ので注意してください。

なんと、私はそのことを全く理解せず、Start priceをかなり安値(その時のマーケットの最安値くらい)で設定してしまいました。

これで出したら、一瞬で売れちゃいました。

4.2万円でブリードして、売れた価格は3.5万円くらいなので、結果的に7,000円くらい損する形、、、

仕組みを理解した後に、最初はやや高め(売れたらいいなー)ぐらいで設定して、徐々に自分が許容できる価格帯に下がっていく形に設定したらよかったなぁ、と反省しました。

他の出品者の売り方を見てみても、このように徐々に下がる形で売り出している人は多い印象です。

なお、売れた際にはアカウントに「売れました!」みたいな明確な通知があるわけではなく、成立すると、自動的にそのAxieがInventoryからいなくなり、Ronin Walletに販売した価格が加算されています(ただ、下のような成約しましたメールは登録したメアドに届きます)。

この点はちょっとわかりにくいなと思いました。

販売したAxieの個別ページで、Sale historyを確認すると、私からこの方に0.13ETHで売った、という情報が記録されていますね。

売れたAxieの行方を追う

当たり前ですが、Axieの販売履歴はすべてブロックチェーン上に記録されるので、自分が売ったAxieのその後の履歴も調べることができます。

例えば、私が売ったAxieはその後、価格を上げて転売されていたことがわかりました。

自分もこの値段で売れたのか、と思うと、なかなか悔しいものがあります。

さらに、私が販売した時はブリードカウントが0だったのですが、ブリードカウントが2になった状態で販売されており、さらにこの子供(Children)もエッグの状態で売りに出されていました。

おそらくユーザーの中には、ブリードカウントが低い(=安くブリードが可能な)Axieを狙って購入し、同じくブリードカウントが低い個体とブリードしてエッグを生成した後に、すぐにブリード済みの個体もエッグも売りに出す、という儲け方をしている「ブリード屋」のような人がいるのだと思います。

まとめ

今回一応売れはしたのですが、仕組みを理解しないまま、割安の値段で売ってしまって正直失敗でした。

あまりバトルで使えない個体でも、ブリードカウントが低ければそれなりの価値はあるということなので、もう少し相場をちゃんと調べた上で売るべきだったと思います。

さらに言えば、ブリードする段階で、生まれるAxieがいくらで売れそうかを調べ、ブリード費用との収支が成り立つかを計算するべきでした(こちらの記事では、本格的な収支の計算式が紹介されています)。

今回やってみて、ブリードはなかなか難易度が高いというか、バトルで日々150SLPを稼ぎ続けるのに比べてハードルが高い儲け方だなと思いました。

とはいえ、売り方自体は非常に簡単なので、価格戦略だけ今回の反省を活かして見直して、今度こそ儲けを出すべく、ブリード&販売に再チャレンジしてみたいと思います!

今後の記事もお楽しみに!

【編集後記】

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