2022年2月24日(木)に「NFTv」の第7回目の放送が配信されました。
この番組は、 NFT 業界のキーパーソンたちをゲストに迎え、
- NFTの基礎知識
- 最新の使い方
などを、分かりやすく紹介していくメディアです。
ブロックチェーン やNFTを知らない人でも、分かりやすく、そして楽しく学ぶことができる番組となっております。
今回は、DEAPcoin(DEP)が日本の暗号資産取引所に上場したことを記念して、NFTゲームとGameFiとWeb3について改めて解説しました。
「日本の皆さんNFTゲームで何か質問ある?」 何でも聞いて! Ask Me Anything(AMA)SP
ということで、非常に多くの方から常時コメントが寄せられていたことが印象的な回でした。
そんな記念すべき第7回目の放送について、この記事では
- 見どころ
- 注目部分
を分かりやすくまとめていきます。
全てを網羅するのは到底ムリ・・・時間がなくて動画は全部観られない・・・と諦めそうな皆さんに、「これだけ知っていればOK」というトピックをお届けします!
今回のゲスト様のご紹介
まずは、今回お越しいただいたゲストの方々を紹介いたします。
NFTって何?
今回は、冒頭でもご説明した通り
- NFTゲーム
- GameFi
- Web3
などについて「改めて解説する」がテーマでした。
そこで、まずは「ブロックチェーン」「NFT」というものを知らない人でも大枠を理解できるように、イラストを用いた簡易的な説明からおこなわれていました。
山田Pによる非常にわかりやすいイラストを用いて、ブロックチェーンやNFTが一体どのようなものなのか、そして何を実現しうるのかについて、改めて解説されています。
ポイントとしては、「NFTは唯一無二のデジタルデータを存在させるための技術である」という言い回しが一般的になされますが、その説明は非常に抽象的であり、かつ一部誤りをも含んでいます。
なぜなら、JPEG画像に関しては右クリックで簡単に複製することが可能だからです。
故に、NFTの技術を用いたとしてもそのような複製までは防ぐことはできません。
では一体何ができるのかを簡潔に述べますと、デジタルデータに対して『鑑定書』のような役割を担わせることが可能になります。
発行者「Aさん」が作ったNFTは、一意のコントラクトアドレスにより「Aさんのものである」と識別することが可能になります。
これにより、NFTをトリガーにNFTゲームをプレイしたり、NFT保有者しか入れないコミュニティに参加するなど、デジタルデータを用いてアクセス制限を設けるなどすることが可能になります。
NFTの歴史
続いて、Ethereumブロックチェーン上のNFTについての歴史を振り返っています。
イラスト左側の「CryptoPunks」に関しては(Ethereumブロックチェーン発行の中で)世界最古のNFTと言われていますが、実はNFTとはそもそも何なのか?という定義は非常に曖昧で、意見が分かれるところです。
「CryptoPunks」は、現在NFTと呼ばれるものの最低条件とも言われている「ERC721規格」で書かれておらず、EthereumのETHやUniswapのUNIなどと同じく暗号資産(FT)の規格である「ERC20規格」で書かれています。
その一方、イラスト右側の「CryptoKitties」は(Ethereumブロックチェーン発行の中で)世界最古のERC721規格で書かれたNFTと言われています。
そして、CryptoPunksやCryptoKittiesの登場から4年近くが経った去年の2021年3月。
Beepleの「Everydays – The First 5000 Days」というNFTが、当時のレートで約75億円で購入されたことを機にNFTへの注目度が一気に高まりました。
NFTで出来ること
NFTという、「Ethereumブロックチェーンの中で一意に識別できるデジタルデータ」という概念が出てきたことで、さまざまな『できること』が増えました。
その一例として、『NFT×ゲーム』の分野の成長はすさまじく、「Axie Infinity」などをはじめ世界中で『NFT×ゲーム』プロジェクトが次々とリリースされています。
実は、先ほどご紹介した「CryptoKitties」もNFT×ゲームの先駆け事例なのですが、それに続いて今では非常に多くのNFT×ゲーム事例が出てきています。
そして、PlayMiningプラットフォーム上にある「JobTribes」は、「CryptoKitties」の約2年半後、「Axie Infinity」の約2年後にリリースされたNFTゲームです。
では、最近になってNFTゲームやGameFi、Play-to-Earnなどさまざまな呼び方をされる「JobTribes」や「Axie Infinity」は、なぜこんなに多くの人からの注目を集めるようになったのでしょうか?
その背景のひとつに、コロナによる世界的な不況が関係しているのではないかという説があります。
長引くコロナ不況の影響で、仕事を失ったりするケースが世界中で散見されますが、特に発展途上国ではその影響が顕著でした。
フィリピンもその一例でしたが、上イラストのご夫婦は「Axie Infinityのおかげで生活費を稼ぎ家賃や光熱費を支払うことができるようになった。今では欠かせない存在だ。」と述べられています。
また、NFTv #7ではこの他にも、GameFiの概要や事例などについて放送されていました。
すべてをこちらで詳述することは致しませんが、もしご興味ある方は以下の記事で詳しく解説していますので、よければ合わせてご参考ください。
DEP(デップ) / DEAPcoin(ディープコイン)って何?
最後に、今回の放送(NFTv #7)のタイトルにもなっている『DEP 日本上場記念!』を祝して、改めてDEAPcoin(ディープコイン)についておさらいされています。
こちらに関しては以前別の記事の方でまとめておりますので、よければこちらの記事をご参考ください。
まとめ
この記事では、見どころ満載の第7回目放送についての「見どころ」「注目部分」を紹介しました。
Youtubeチャンネル には第7回目放送のアーカイブが残っていますので、ぜひご覧ください!
今回の配信は、ゲストの方々が5名いらっしゃったり、zoomを使ったリモート配信であったりなど初の試みが多かった回となりました。
そして、配信中は終始ずっと盛り上がっていた印象で、笑いあり・学びありの約2時間30分動画となっています。
本記事では要点に絞って一部をご紹介しましたが、動画の方は非常にテンポもよく面白いものとなっていますので、お時間ある方はぜひご覧いただけますと幸いです。
最後になりましたが、大変励みになりますので、チャンネル登録と高評価もぜひよろしくお願いいたします。
では、次回の放送もお楽しみに!
【編集後記】
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